初めてのゲーミングPCに!ゲーミングPCの選び方とおすすめのBTOショップPC

近年、ゲーミングPCの相場価格がどんどん下がってきています。
一昔前はまともな構成なら20~30万円はすると言われていましたが、今は15万円以下でも高性能なものが完成品として販売されています。

また、故障やパーツごとの相性問題、設定の面倒さといったトラブルもメーカーやショップの努力により大幅に減少しました。
そういった状況で、「手が届きそうだしゲーム機よりも高画質でゲームを遊んでみたい」「プロゲーマーや有名ストリーマーと同じ環境で対戦ゲームがやりたい」といった需要が増えてきています。
今回の記事では、初めてのゲーミングPCの選び方を中心に、おすすめのゲーミングPC。必要になる周辺機器まで網羅して解説したいと思います。是非参考にしてください。

ゲーミングPCと普通のパソコンの違い

ゲーミングPCと普通のパソコンの最大の違いはズバリ、「GPU(グラフィックボード)の有無」です。
ゲームは1秒間に60回以上も3Dの高精細なグラフィックを描画する必要があるため、グラフィック専用のGPUが必要になるのです。

GPU以外の違い

GPUは消費電力が非常に大きく発熱量の多いパーツのため、それに見合った電源やマザーボード、冷却能力が必要になります。
そのため、「高性能なGPUとそれに見合ったパーツを組む合わせたパソコンがゲーミングPC」と呼ばれています。

TIPS:メーカー製のパソコンじゃゲームは無理なの?

メーカー製のパソコンは専用のグラフィックボードを搭載せずに、CPUに内蔵された簡易版のGPUを利用してグラフィックを描画しているものがほとんどです。
そのため最新の3Dゲームを動かすだけのパワーを得ることが出来ません。

また、メーカー製パソコンはデザインや保証の関係から、基本的に後からグラフィックボードを追加できるようになっていないため、パーツを買い足してゲーミングPCにアップグレードすることも難しくなっています。

ただし、メーカー製でもLenovoの「Legion」やDELLの「ALIENWARE」、HPの「OMEN」のようにゲーミングブランドとして販売されているものは例外です。
これらのPCは高性能なGPUとGPUを動かせるだけの容量を持った電源をしっかり搭載しているため、ゲーミングPCとして使用可能です。

TIPS:ゲーミングノートはダメ?

ゲーミングノートとして販売されているノートパソコンには専用のGPUが搭載されています。
そのため、メーカーパソコンとは違いゲーミングPCとしての性能はちゃんと備わっています。
しかしながら小型化している分どうしても割高になってしまう点や、後からパーツを追加・交換しにくい点などデメリットも多いので、最初の一台としては「デスクトップ型」をおすすめします。

ゲーミングPCの選び方

自分にピッタリのゲーミングPCを選ぶには最低限の「スペック」への理解が必要です。
マニアックな技術仕様などは覚える必要はありませんが、重要パーツの性能については買う前に軽くチェックしておいて、性能差を理解しておくことが大事です。

ゲーミングPCを構成する主なパーツは以下の7つ。この中で特に重要なのがGPU、CPU、メモリ、ストレージの4つです。

  • GPU(グラフィックボード):ゲーム画面などのグラフィックを描画する。
  • CPU:パソコンの頭脳とも呼ばれ、演算処理の中心になる。
  • メモリ:CPUが演算するためにすぐに必要なデータを一時保管する。
  • ストレージ:大量のデータを保管しておく(メモリに比べて容量が大きく、転送速度が遅い)。
  • マザーボード:パソコンのパーツを繋げたり、管理したりする。CPUやGPUにない機能(音声出力など)もマザーボードが担当する。
  • 電源:コンセントからきた電力をパソコンが使える電力に変換する。
  • ケース:内部のパーツを守る。ファンを設置してパーツを冷却する。

なんとなく役割がわかったところで、ゲーミングPCに必要な要素を中心にひとつずつ解説していきます。

GPU(グラフィックボード)

ゲーミングPCでは最も重要なパーツ。GPUの性能でどれだけグラフィックを綺麗に、滑らかに表示できるかが決まるので最優先でチェックすべき部分です。
GPUの性能が高ければ、ゲーム機を超える美麗なグラフィックで60fps以上の滑らかな映像が楽しめることになります。

とはいえ、GPUは性能も価格もピンキリ。安いものは1万円から高いものは20万円もするものまであります。
そこで大体の性能とパーツ単位での価格の目安を記載しておくので、GPU選びの参考にしてください。

  • RTX2080Ti (15~20万円) 最新最高のGPU。フルHD画質なら最新3Dゲームを144fpsや240fpsで動かせる。4k画質でも60fpsでプレイ可能。
  • RTX2080 (8~12万円) こちらも十分ハイエンドと呼べる高性能GPU。少し画質設定を落とすか、やや軽めのゲームなら240fpsや4k60fpsも可能。
  • RTX2070 (5.5~7万円) コスパに優れたモデル。フルHD画質で最高設定でも最新ゲームが60fp以上で安定して動く。画質設定を下げれば144fpsも視野に。
  • RTX2060 (3.7~5万円) 平均的性能の普及型モデル。フルHD60fpsなら最高設定でも可能なゲームがほとんど。
  • GTX1660Ti (3.2~4万円) RTXシリーズに採用された新技術をあえて搭載しないことでコストを抑えたお買い得モデル。フルHD60fpsなら最高設定でも可能なゲームがほとんど。
  • GTX1660 (2.7~3.2万円)現状のゲームならほとんどのゲームが60fpsで動くが、最高設定だと少し力不足になる場合も。
  • GTX1050Ti (1.5~2万円) 安さで人気の普及価格モデル。軽めのゲームや画質設定を低めにすれば60fpsでプレイ可能。

※価格は2019年5月時点での市場価格

おすすめはRTX2070とGTX1660Tiの2つです。

RTX2070ならたとえ重いゲームでもPC版の最高設定という、ゲーム機をはるかに超えるリッチな画像で安定して60fpsで遊べます。また、144fps対応のゲーミングモニターでも設定を少し落とせば十分対応可能です。
予算が厳しい人にはGTX1660Tiがおすすめ。こちらも一部のゲーム以外は最高設定で60fpsで動作可能。144fpsでは設定をそれなりに下げる必要が出てきますが、十分実用範囲です。

TIPS:内排気型と外排気型

GPU(グラフィックボードには)ファンで冷やした熱をPCケース内にそのまま排気するタイプ(内排気型)と、PCケースの外に排気するタイプ(外排気型)があります。

おすすめはズバリ内排気型。一見PCケース内に熱を垂れ流さない外排気型の方が優れているように見えますが、外排気型は構造上GPUの冷却力が弱く、ファンを高速回転させる必要があるため
騒音が大きくなる上、寿命も短くなる傾向があります。

見分け方は、ファンが2~3個or1個だがファンが大きいグラフィックボードは内排気型。小さいものが1つだけついているものは外排気型です。製品スペックの欄にも記載されているので購入前のチェックをおすすめします。

CPU

CPUはゲームにおいてはキャラクターの当たり判定や座標の計算を主に行いますが、その際に「この座標計算に基づいて画像を描いてね」とGPUに命令することでGPUが画像を処理します。

ゲームは1秒間に60枚以上の画像を描く必要があるためCPUの計算量もかなりの量になります。CPUの計算が遅くてGPUを待たせてしまうとfpsが低下する原因になってしまいます。
逆にCPUだけが高性能すぎてもGPUの処理が間に合わないため、結局fpsが低くなります。

そのためゲーミングPCにおいては、「高性能なGPUの足を引っ張らない程度の性能のCPUを選ぶ」のが賢い選び方です。

では、どのくらいの性能のCPUとGPUの組み合わせが必要なのか。以下に目安を記載しておきます。

  • RTX2080Ti~RTX2080:Corei9がおすすめ。ゲーム中は他のソフトをほとんど起動しないならCorei7でも可。
  • RTX2070~GTX2060:Corei7がおすすめ。同時起動アプリが少ないならCorei5も可。
  • GTX1660ti~GTX1660:Corei5がちょうどバランスのいい性能。
  • GTX1050Ti:Corei3でも可。ゲーム中に他のアプリも複数起動するならCorei5にしておくのが無難。

RTX2080TiやRTX2080のようないわゆる「ハイエンドGPU」以外ならCorei5でも大きく足を引っ張る心配はあまりありません。
ただし、ゲーム配信などの重たい処理をするなら余裕をもってCorei7を選んでおいた方が無難です。

TIPS:CPUクーラーはオプションでいいものに変えるべき?

CPUクーラーは多くのCPUで標準モデルのもの(リテールクーラー)が付属しています。

メーカーが「このCPUならこのくらいの性能のクーラーをつけておけばいいだろう」と考えて付属しているので、基本的にわざわざ追加料金をだして交換する必要はありません。
ただし、オーバークロックに挑戦する予定がある・夏場にクーラーをあまり使わない。といった方は高性能なモデルに変更しておいた方がよいでしょう。

CPUは自身に悪影響のある温度まで上昇すると性能を落として発熱を下げる機能がついているため、冷却性能が不十分だとせっかくオーバークロックで上昇したパワーをセーブしてしまうためです。

メモリ

メモリは不足すると大幅にfpsが低下したり、最悪の場合ゲームがフリーズする原因にもなるので十分な量を搭載する必要があります。
最新3Dゲームをプレイする予定なら16GB搭載しておくのが安心です。

Adobeソフトや動画編集ソフトも頻繁に利用する方の場合は32GB搭載しておくのもおすすめです。
逆に、あまりに搭載量が多くても、余らせてしまうだけで性能は全く上がらないので32GBより多く搭載する必要はないでしょう。

BTOでは価格を抑えるために8GB搭載を基本モデルに設定している場合も多いですが、オプションで16GBに変更しておくようにしましょう。

ストレージ

OS(Windows)やゲームのデータを格納しておく場所です。ストレージはなるべくSSDを選んでおくのがおすすめです。

HDDは容量当たりの価格は安いですが、SSDにくらべて読み込み速度が体感で分かるほど遅くなるため、映像データや画像データのような高速で読む必要のないデータ用のサブストレージと考えてください。
ゲーム機のロードが長くてイライラしたことはありませんか?それはこのストレージがHDDであることが大きな原因です。せっかくのゲーミングPCでは快適なプレイのためにSSDを搭載しておきましょう。

SSDの容量はどのくらい必要?

OSとゲームだけなら500GBあれば十分です。サブストレージとしてHDDを搭載する予定がないなら1TBの大容量タイプを選んでおくのがおすすめです。
SSDやHDDの追加は自分でも簡単にできるため、最初は少なめの容量にして、あとからパーツ単位で購入するのも悪くない手です。

M.2SSDってのはどうなの?

超高速タイプのM.2SSDはかなりのハイエンドマシンでなければゲームにおいてははっきり体感できるほどの差は出ないというのが現状です。
とはいえ最近ではM.2SSDの価格も大幅に下がっているので、価格差が少ないなら選んでおくのも悪くありません。Windowsの起動なんかはかなり早くなります。

1つ注意してほしいのは、M.2SSDでもNVMe接続のものを選ばなければ普通のSATA接続のSSDと速度は変わらないという点です。購入の際はNVMe接続のM.2SSDかどうかに注意してください。

マザーボード

マザーボードは基本的にBTOショップが選んだ標準モデルで問題ありません。

マザーボードは自作の際にはチップセットやソケットといった規格に注意する必要がありますが、BTOならショップ側がしっかり適合するものを選択してくれています。
本格的なオーバークロックをする予定の人は上位の高級マザーボードを選んでおくと安心ですが、ちょっとしたパワーアップ目的程度ならさほど気にする必要はありません。

音質にこだわりたい場合は上位モデルを選ぶべきか

マザーボードに搭載されているサウンドチップは高級モデルほど高音質でノイズの少ないものが搭載されています。

音質にこだわるなら高級マザーボードを選択するのも手ですが、筆者のおすすめはUSB-DACを利用する方法です。
USB-DACはパソコンのUSB端子につなげることで、デジタルで取り込んだ音声データを専用の高性能サウンドチップで処理してスピーカーに出力することができる装置です。

本体がパソコンの外にあるためパソコン内部の電磁波に影響されず、ノイズが発生しにくいのが利点です。さらに音響専門メーカーのチップを搭載している場合が多いため高級マザーボードよりもさらに高音質の出力が可能です。
パソコンを買い替えても使いまわせるため、音質目当てならUSB-DACを利用する方法をおすすめします。

電源

電源はコンセントから取り込んだ交流の電流をパソコンが利用できる直流に変換する装置です。

電源が粗悪なものだと、電力の供給が不安定になりパーツに悪影響を及ぼしたり、パソコンの動作が不安定になるデメリットがあります。
これが、PC自作玄人の間で「電源だけはケチるな」と言われてきたゆえんです。

しかし、最近ではよほど粗悪なメーカーのもの以外は全体的に安定した品質のものが増えているため、BTOがチョイスした標準電源でも心配はいりません。
電源容量に関しても、最近のCPUやGPUは以前より消費電力が減少しているので、ショップが提案する標準モデルを選んでおけばまず問題ないでしょう。

ケース

ケースはエアフローの確保が十分出来ているものなら、あとはデザインの好みで選んでしまって問題ありません。
具体的には12cm以上のサイズのケースファンが前面に1基、背面に1基設置されていれば基本的に大丈夫です。

ケースファンも後から追加するのが簡単なパーツなので、もし夏場にパーツの温度が高く(CPU80度以上、GPU90度以上)なっている場合には通販やショップで購入して追加するようにしましょう。
室温が高すぎる場合はケースファンを増設するよりも、エアコンをつけるようにした方が効果的です。

2019最新おすすめゲーミングPC

これまで見てきたゲーミングPCの選び方を基準におすすめのゲーミングPCを紹介します。

ドスパラ「GALLERIA XF

179,980円(+税)

Corei7-9700kにRTX2070と144fpsも十分対応可能なバランスのいいマシンです。通常の60Hzモニタなら重いゲームも最高設定で安定動作。ゲーム実況などの配信もスムーズにできるパワーがあります。
無料アップグレードサービスでメモリ16GB、ストレージは512GBのNVMe接続のM.2SSDが標準搭載とスキのない構成。2TBのHDDも搭載しているので映像データや写真も大量に保存できます。

特に何かを買い足す必要もなく、届いたその日から数年間は高画質で快適なゲームライフが送れます。

ドスパラ「GALLERIA XT

134,980円(+税)

15万円以下に抑えたいならおすすめのモデル。Corei7-8700とGTX1660Tiの組み合わせはフルHD画質なら60fpsで最高設定で楽しめます。
こちらもメモリ16GB、ストレージはNVMe接続のM.2SSDが512GBとCPU・GPU以外の部分も十分な性能です。こちらはサブストレージとして1TBHDDが無料アップグレードサービスで標準搭載。

ドスパラは一時期は故障率が高いという評判もありましたが、現在では電源に信頼性の高いものを使用するなど耐久性や安定性にも配慮した作りになっています。
最短即日発送など、納期が早いのも高ポイント。

ツクモ「G-GEAR GA7J-D181/T

169,800円(税別)

PCパーツ老舗のツクモが販売しているゲーミングPCです。
Corei7-9700kにRTX2070とこちらも鉄板構成で、144fpsゲーミングも対応可能。
メモリ16GB、240GBのSSDと1TBのHDDが標準搭載されています。

SSDがNVMe接続ではありませんが、その分「GALLERIA XF」より少し価格が抑えられています。
「NVMe接続のM.2SSDはゲームにはあまり恩恵がないから必要ない」という方におすすめです。

ツクモ「G-GEAR mini GI7J-E180/T2

159,800円(税別)

こちらはコンパクトサイズのゲーミングPC。「大きなPCは邪魔」「PCは机の上に置きたい」という方におすすめのモデル。
コンパクトサイズですが性能はフルサイズPCと比べても遜色ありません。

CPUはCorei7-8700。GPUはRTX2070を搭載しています。メモリも16GBで500GBのSSDも標準搭載。HDDを追加で搭載するスペースもあります。

ツクモは3年間修理代無料の延長保証オプションなど、保証が充実しているので、初めてのゲーミングPCで故障が心配な方におすすめです。

サイコム「Radiant GZ2800Z390

204,280円(税込)

サイコムはカスタマイズの幅が広いのが特徴のBTOショップです。CPUやGPU、メモリだけでなくケースや電源、CPUクーラーに使用するグリスまで、事細かに指定できます。
表示の金額はCorei7-8700にRTX2700、メモリ16GBで見積もってみたケースの価格ですが、カスタムで選べるパーツが他社より多いため自分好みの組み合わせのPCを組めます。

価格は上の2社よりは少し高めに設定されていますが、アフターサービスと製品の品質には定評のあるショップなので、購入後のトラブルを極力避けたい方にはおすすめです。

Lenovo「Legion T730

264,708円(税込)

Legionはノートパソコンの「Think Pad」で有名なレノボのゲーミングブランドです。BTOショップではありませんが、コスパとデザインに優れたゲーミングPCを販売しています。
Corei9-9900KにRTX2080。メモリも32GB搭載とハイエンドな構成から考えるとメーカーブランドとは思えないほどリーズナブルな価格です。

水冷式のCPUクーラーを搭載し、1670万色のライティングが前面と側面から大胆に照らし出されるデザインなど、メーカーならではの個性的なゲーミングPCになっています。

ゲーミングPC以外に必要なモノって?

どのゲーミングPCを買うかが決まったら、必要な周辺機器を選びましょう。
パソコンは周辺機器の選択肢がゲーム機に比べて幅広く、製品数も大量にあります。

まずは自分にはどの周辺機器が必要かを洗い出しておきましょう。

ゲーミングマウス

FPSゲームをプレイする予定ならゲーミングマウスは必須の周辺機器です。

ゲーミングマウスは通常のマウスと比べて

・マウスを素早く動かしても、カーソルがぶれたり飛んだりしない高性能なセンサーを搭載。
・操作性を高めるためにゲームに特化した形状。

といったメリットがあります。一度使えば「これはFPSには必須だ」と納得するだけの違いがありますので、一度PCショップなどで試してみて、自分の手に合うものを購入することをおすすめします。

マウスパッド

マウスパッドもマウスと同じくらい重要な周辺機器です。

ゲーミングマウスの高精度センサーを正確に動作させるためには、ゲーム用のマウスパッドが必須になります。
また、マウスの滑りも操作の正確性に影響するので、高品質なゲーミングマウスパッドは是非マウスと一緒に購入してください。

おすすめはSteelSeriesの「QcK」シリーズです。布製でマウスが滑りやすく止まりやすいため、思った通りにマウスを動かすことができます。
品質の良さからプロゲーマーにも愛用者が多いことで有名です。

キーボード

キーボードはマウスに比べれば優先順位は低くなります。
ただしゲーム中に、「指が疲れやすい」「誤操作が多い」といった不満があるならゲーミングキーボードを導入すれば解決するでしょう。

ゲーミングキーボードはキーのスイッチで操作感が分かれるため、スイッチを基準に選ぶ人が多くなっています。

主なスイッチの種類は以下の3つです

●メンブレン方式:一般的なキーボードに採用されている方式です。コストが安いことがメリットですが、打鍵感がよくないのとそこまで押し切らないと反応しないためゲームにはあまり向いていません。

●メカニカル方式:各キーごとに独立したメカニカルキースイッチを内蔵する方式です。スイッチの種類によって反発の強さやクリック感、どこまで押せば反応するかなどが細かく選択できます。チェリー社製の赤軸や青軸が有名です。

●静電無接点方式:キー内部のスプリングが変形することで変化する静電容量を、非接触で感知して認識する方式です。接点がないため非常に押し心地が滑らかなことと、劣化しにくい点がメリットです。毎日大量のキーを打つライターや銀行員などにも人気です。

ゲーム用なら「メカニカル方式」か「静電無接点方式」がおすすめです。この2つは個人の好みで分かれるところなので実際に店頭で打ち心地を確かめてから購入するようにしてください。

価格的にはメカニカル方式が約1万円。静電無接点方式が約2万円と、静電無接点方式は高額ですが耐久性に優れているため、故障するまで使った場合のトータルコストでは差は縮まります。

コントローラー

FPSではなくRPGやアクションをプレイする人はコントローラーの方が操作しやすいでしょう。

PCはPS4やXBOXのコントローラーを接続できるため、ゲーム機のコントローラーをそのまま使用することができます。
数千万台も普及させる前提で開発されたゲーム機用コントローラーは丈夫で操作性にも優れているので、PC向けのものよりこれらを利用するのがおすすめです。

ゲーミングモニタ

高性能なゲーミングPCでは60fpsよりも高いフレームレート(1秒間に描画できる画面の枚数)を出すことができます。
ただし、通常の60Hzモニタでは1秒間に60枚しか表示する能力がないので、いくらPCがたくさん映像を出力しても無駄になってしまいます。

144Hz対応のゲーミングモニタなら1秒間に144枚表示できるので、60Hzモニタ位に比べて画面が格段に滑らかになります。
特にFPSゲームでは快適なだけでなく、弾の当てやすさにも直結するので予算に余裕があるなら是非検討してみてください。

ゲーミングヘッドセット

ゲーミングヘッドセットはボイスチャットを利用するなら必須です。

最近は無線式のものも販売されていて、煩わしいコードがないため非常に快適です。
無線式を選ぶ場合は「ロジクール」の製品が電池持ちがよく、遅延もないためおススメです。

まとめ:初めてのゲーミングPC選び

最後にゲーミングPCの選び方を一覧にしてまとめておきます。

  • GPU(グラフィックボード)は性能に直結。予算に余裕があればRTX2070。厳しいならGTX1660Tiがおすすめ。
  • CPUはGPUの足を引っ張らないものを。RTX2070ならCorei7。RTX1660TiならCorei5がちょうどいいバランス。
  • メモリは16GBがおすすめ。
  • ストレージはSSD必須。M.2SSDは予算に余裕があるなら。
  • マザーボードはオーバークロックしないなら標準搭載のものでOK。音質を求めるならUSB-DACで。
  • 電源は標準のもので大丈夫。最近のBTOショップが提案する電源の品質は上がっている。

初めてのゲーミングパソコン選びの参考になれば幸いです。

ABOUTこの記事をかいた人

大手生保のシステムエンジニアをしていましたが、フリーランスとして独立。開発関連の仕事を主にしていますが、最近では、記事作成の仕事にハマっています。PCや経済関連の記事を多数請け負っています。